ワックスとコーティングの違い

最近のおうちの多くはフローリングがメインでる。絨毯や畳と比べると汚れを拭き取ったり、掃除機で吸い取ったり、お掃除は簡単で生活しやすいかと思います。しかし、日常生活の中で徐々に劣化してしまうため、長くきれいに生活するためにワックスやフロアコーティングが存在します。

耐久性の違い

ワックスの耐久年数は長くても半年から1年です。一方、フロアコーティングは20年から30年と長期耐久が大きな特徴で、耐久性はフロアコーティングの方が優れています。

お掃除やお手入れの違い

ワックスの場合、床に汚れがついても基本は乾拭きのみしかできません、水拭きをしてしまうとワックスが溶けて剥がれてしまいます。
フロアコーティングは耐水性・耐薬品性にも優れているので、水拭きや洗剤はもちろん、スチームモップも使うことができるのでお手入れの幅が広がります。もしも、油性マジックで汚してしまったとしても、除光液で拭き取ることもできます。

光沢の違い

ワックスの場合は、少し光沢が出る仕上がりになります。
コーティングは低光沢から高光沢まで、お部屋のイメージや家具に合わせて選べます。

メンテナンスの違い

ワックスは半年にから1年おきに、塗り直しが必要になります。汚れを吸ったワックスを剥離し、再度塗り直す作業は負担も大きく、また、フローリングへの負荷も大きくなります。
フロアコーティングは耐用年数が長く、塗り直す作業が不要なので一度の施工でいつまでもきれいな床を保つことができます。

傷からの保護の違い

フローリングを劣化から守るという点ではワックスもコーティングは同じですが、ワックスの場合は床の身代わりとして傷が付くイメージです。そのため、何度も剥離と再施工が必要になります。
フロアコーティングは傷が付きにくくなるように強固に保護するので、安心して長くお使いいただけます。

衛生面の違い

ワックスの場合、ワックスと汚れが混ざって菌が発生することがあります。
フロアコーティングは汚れの染み込みがなく、さらに抗菌効果も優れているので衛生面でも安心してお過ごしいただけます。アルコール拭きをしても溶けることはないので、除菌清掃も行えます。